ハリオV60ドリッパー愛好家のだがやです。
V60の中でも特徴的な「4;6メソッド」に特化した粕谷モデルのドリッパーを紹介します。
粕谷モデルのドリッパーを使って「4:6メソッド」を用いれば、再現性の高い安定したコーヒーの抽出が可能です。
V60ドリッパーの中でも癖のあるドリッパーですが、はじめからこれでも良かったかなーと思えます。
というわけで本記事は「【ハリオ V60】透過コーヒードリッパー02・粕谷モデル レビュー|初心者はこれでいいかも」について書いていきます。
V60ドリッパーの粕谷モデルとは?
粕谷モデルってなんぞやと思ったあなた、正しいです。
「粕谷」とは人の名前で、WORLD BREWERS CUP2016年度優勝者(アジア初)・粕谷哲氏プロデュースによる「粕谷モデルシリーズ」です。
サラリーマンから糖尿病を宣告され、コーヒーと出会い、チャンピョンになるという異色の経歴。
参考
「誰でも簡単に美味しく」をコンセプトにしたコーヒーの淹れ方「4:6メソッド」に適したドリッパー。粕谷氏監修の元、従来のV60ドリッパーのリブ形状をカスタマイズ。ホールド感を持たせて粗挽きのコーヒー粉でも、より濃度の高いコーヒー抽出が可能に。
僕も4:6メソッドを参考にして、コーヒーを楽しんでいます。
4:6メソッドに特化した粕谷モデルのドリッパーはおすすめです。
粕谷モデルV60ドリッパーを購入した理由
僕が粕谷モデルV60 ドリッパーを購入した理由です。
PP製の01サイズのV60ドリッパーを10年ほど使っていましたが、粕谷モデルのV60を購入しました。
V60ドリッパーに関しては、「【 ハリオ V60 ドリッパー】初心者 必見 とりあえずPP製を買えば間違いない|種類が豊富すぎる」も御覧ください。
粕谷モデルV60ドリッパーを購入した理由
- 1度に淹れるコーヒーの量が増えたから
- 4:6メソッドを参考にドリップしていたから
- V60ドリッパーの1〜4杯用の02サイズがほしかった
- V60ドリッパーのセラミックを使ってみたかった
それぞれ説明していきます。
1度に淹れるコーヒーの量が増えたから
純粋に1度に淹れるコーヒーの量が増えたので、1〜4杯量の02サイズのV60ドリッパーにしました。
コーヒーを水筒に入れて仕事に持っていくようになり、朝飲むコーヒーと同時に淹れれば効率が良いなと。
休日も結婚を機に今まで以上にコーヒーを一度に飲む量が増えたので重宝しています。
今まで使っていた1〜2杯量のドリッパーは、やっぱし一人暮らし用ですね。
今までも4:6メソッドを参考にドリップしていたから
今までも粕谷氏考案の4:6メソッドを参考にドリップしてました。
粕谷モデルは02サイズしかないと知っていたので、02を購入するなら粕谷モデル使ってみたいという気持ちが強かったです。
V60ドリッパーのセラミックを使ってみたかった
純粋にV60ドリッパーのセラミック(有田焼)バージョンを使ってみたかったです。
何も考えずに買った激安のPP製V60ドリッパーを使っていたので、いつかはセラミック製にアップグレードしたいという気持ちがありました。
粕谷モデルV60を買ってよかった点
粕谷モデルV60ドリッパーを買ってよかった点です。
買ってよかった
- 01サイズのペーパーフィルターも使える
- 抽出速度が遅くなった(重たい味になった)
- 一度に4杯量のコーヒーを淹れることができる
それぞれ説明していきます。
01サイズのペーパーフィルターも使える
01サイズのフィルター
02サイズのフィルター
01サイズのペーパーフィルターも使えます。
粕谷モデルは02サイズですが、01サイズのペーパーフィルターで2杯量のドリップは可能です。
01サイズのフィルターで3〜4杯量のドリップは難しいですが、、、
抽出速度が遅くなった(重たい味になった)
粕谷モデルV60ドリパーを使うことで抽出速度が遅くなります。
スパイラスの突起(リブ)が通常のV60よりも低く設計されているので、ペーパーフィルターとより接着して抽出速度がおそくなります。
粗挽きの4:6メソッドの抽出に耐えうるドリッパーです。
一度に4杯量のコーヒーを淹れることができる
粕谷モデルは1〜4杯量のドリップができる02サイズのドリッパーです。
01をずっと使っていた僕としては、純粋にドリップ量を増やすことができて大満足。
朝に飲むコーヒーを淹れると同時に、水筒用のコーヒーも淹れれちゃいます。
粕谷モデルV60を買ってイマイチだった点
粕谷モデルV60ドリッパーを使ってイマイチだなーと感じた点です。
01サイズのPP製V60ドリッパーとの比較になります。
PP製と比べるとめちゃ重い、、、
61g
395g
セラミック製なのでPP製と比べるとめちゃ重く感じます。
なんと約5倍の重さです。
落としたときに割れたり欠けたりしちゃうのかなという心配も。
2杯量と4杯量で淹れ方を考える必要がある
V60ドリッパーでも特徴的なスパイラルを持つ粕谷モデル。
01サイズから02サイズへサイズアップしました。
今までと同じように2杯量の感覚で4杯量のコーヒーを淹れると、味が少し違ってきます。
より濃く、苦味も多い印象です。
なので、今までの2杯量と同じ味を4杯量で出すには検討が必要になります。
良くも悪くも抽出速度が遅い
良くも悪くも抽出速度が遅いので、味に変化があります。
4杯量のドリップをする際は、4投目くらいから速度が急激におそくなっちゃいます。
粕谷モデルV60ドリッパーはこんな人におすすめ
粕谷モデルV60ドリッパーはこんな人におすすめです。
こんな人におすすめ
- とりあえずドリップをはじめたい人
- 濃い味のコーヒーが好きな人
- 黒が好きな人
またそれぞれ見ていきます。
とりあえずドリップをはじめたい人
粕谷モデルV60ドリッパーは、とりあえずドリップをはじめたい人にはおすすめです。
4:6メソッドを用いれば、簡単に条件の同じコーヒーを淹れる事ができます。
ドリップを趣味にしたいなという初心者の方には、とてもおすすめ。
濃い味のコーヒーが好きな人
濃い味のコーヒーが好きな人には、おすすめです。
粕谷モデルV60ドリッパーは、スパイラル構造(リブ)のリブが低くなっているため抽出速度が遅くなります。
遅くなるということは、お湯がコーヒー粉に触れる時間が延びるので、より味が濃くて・複雑な味になります。
黒が好きな人
黒が好きな人にはおすすめです。
ハリオV60ドリッパーの基本色は、白・赤・透明です。
黒いV60はなかったので、定番になれば最高!
粕谷モデルV60ドリッパーはおすすめ
という訳で、粕谷モデルV60ドリッパーのおすすめ情報を盛り込みました。
誰でも簡単・安定したドリップができる4:6メソッドに特化したドリッパーです。
ちょっと癖のあるドリッパーですが、4:6メソッドを使えば安定してドリップできる優れもの。
ドリップ初心者でとりあえず、ドリッパーに迷っている人にはおすすめできます。
ではでは。